2015年3月27日金曜日

卒業式~ワインとリベラリズム~②

 ワインと食事を楽しむのはもちろん、思い出話も盛り上がりました。
 「あの時実は、、」という暴露話、研究や勉強の苦労、卒業後の進路、先生の学生時代、、、、、、
話は尽きません。

 
談笑中。
 
 
 
 
出来上がってる笑。
 
 そうそう、記念品の贈呈も。花束、ワイングラスセット、そして、寄せ書き。
 
 
「来年度以降の卒業式ワインパーティーで使います。」とのこと。
 寄せ書きも喜んでいただけてよかった!!笑
 
 
  みなさん他のコミュニティーとの兼ね合いや門限があり、だんだんと数が減っていきます。別れる前に軽くスピーチをしてもらいましたが、ゼミへの想いがこもった内容でした。
  研究室を出た後は、先生行きつけの居酒屋へ。宴もたけなわという時、先生からお言葉をいただきました。
 
 「リベラルとはけち臭くないということなんだ。」
 
 
 今までリベラルについて理屈をこねて考えてきましたが、こんなにストンとくる表現に初めて出会いました。今後、自分がみじめな場面や、ゼロサム的な状況がたくさんあると思いますが、そんなときも他者に寛容であれたら、どれほど素晴らしいでしょうか。。
 
 
 
 
 そんなこんなで長い一日は終了し、こうしてブログでご報告しています。
 
 
 
 
ああ!もう終わっちゃうよ、ちくしょう、、、、、、
 
 
 
 
小原先生、今までありがとうございました。
我々は社会の荒波に突撃してきます!!
どうか、やさしく見守っていてください!
 
 
小原ゼミ4期の諸君、用意はいいか!シュプレヒコール!小原ゼミは闘うぞ!小原ゼミは闘うぞ!闘うぞ!闘うぞ!闘うぞ!闘うぞ!!!
 

 
 
あばよ!!
 
 
p.s.
先生
十八番を使ってしまい、申し訳ございません。ブログにこの文言がたくさんでてきていますが、何回使っても使いすぎることはないと思います。ぜひ今後ともブログでたくさんご使用いただけると幸いです。
そして、重ね重ね、御礼申し上げます。 
 
 
 
同期
歳取った時、お互いの体の不調に醜悪な病名をつけてふざけあえるような関係であったら素敵ですね。これからも連絡は取り続けましょう!
 




卒業式~ワインとリベラリズム~①

 あーあ!!とうとう卒業してしまいました。
人生の夏休みは終了です。学生証がなければ、大学図書館でだらだらできない。学割でラーメンを大盛りにできないし、交通費だって高くつく。


 これから僕たちは月曜を恐れて、代わり映えのない日々に飽き飽きし、若さに嫉妬しつつも成熟という言葉に嬉々として翻弄され、そうしているうちに、死の深淵を覗いているのでしょう。


 耐えきれないかもしれない。だけど、「われわれは自分の無意味な人生にアイロニーをもって取り組めばよい」のだ!!そうなんだ!!


 小原ゼミ生であったのだから、ワインを片手に個人と社会を俯瞰しつつも、リベラルに人生を過ごせばよいのである。




3月25日(水)。快晴。

 早稲田大学政治経済学部の卒業式が無事に執り行われました。思い返せばはるか昔の4年前、東日本大震災の影響で入学式が中止となりました。卒業式は学部学生全員を祝う最初で最後の公式行事です。


 女子は朝早くから袴の着付けを済ませたようです。「4時半には起きた。」「前日から早稲田に泊まっていた。」などの声がちらほら。

 
 

みなさん美しくてクラクラしました。男性陣はスーツ姿が決まってましたね。
 午前中は政治経済学部、法学部合同の卒業式。総長の言葉、校友会幹部の挨拶、そして校歌。大変心に響きました。最後に「早稲田の栄光」を歌ったのですが歌詞が分からずにみんなもごもごしていました。でもいい思い出です!


 午後はずっとゼミ関連で時間を過ごしていました。我々は「リア充」じゃないかもしれませんが、「ゼミ充」です!
 メンバーで集まってしばらくは寄せ書きを準備していました。なんだか平家の怨霊に役立ちそうなものが出来上がりました笑。



 メッセージを書き終わった人は、椿山荘の学部祝賀パーティーへ足を運びました。応援部が盛り上げる中、旧友との別れを済ますことができたようでなによりです。
 寄せ書き係の有志数名は、何とかプレゼントを完成させ、ラッピングまですませたのでした。


 椿山荘組と、寄せ書き組が合流した後は先生と記念撮影!!


パシャリ!!



もう一枚!!



 
先生と女性だけ!
 

挨拶に来てくれた峰くん、岩崎くん、ありがとう!いたるさん、小勝さん、ありがとうございます!!おかげ様で素晴らしい門出になりました。



 その後は毎年恒例、ワインパーティー。
先生が一か月以上前からワールドクラスのワインを仕入れ、パテやハム、チーズ、サラダなどに腕をふるってくださりました。


これも恒例ですね!先生の研究室にて笑。


かんぱ~い


うんまーい!!!


「これは16年物のワインでね、ちょっと熟成しすぎたかな。」
「この赤は厩のにおいがする。」
「この羊のチーズは黒パンと一緒に食べて。酸味がある。」
「この値段でこの量のオリーブが買えたのだから、本当にお得だよ。」

 うーん、先生の話が高度でついていけない汗。
なんでも、ワインの質がいいからといっても、おいしく飲めるとは限らないんだとか。大切なのは「いつ飲むか」らしいです。質の良し悪しは熟成の時期と大きく関係し、質がよろしくないものほど熟成が早い傾向である。熟成の時期に飲めばおいしいし、時期を外せばおいしくない。
 酔っていてよく覚えていないけど、こんなことをおっしゃっていた。ワインをもっと勉強したいです。


 先生自信の一本が、とてもおいしかったのは記憶に残っています。


【後半へ続く♬】

2015年3月24日火曜日

4期追いコン!!

先日、小原ゼミ第4期追いコンが開かれました!




これまでのゼミでの話、社会人となる4期生のこれからの話、5期生の就活の話などなど、どのテーブルも話に花が咲いていました。

4期生の方々には普段のゼミでの研究や合宿において、助言を頂き大変お世話になりました!
また総会などでお会いできることを楽しみにしています!!

2015年3月6日金曜日

4期生から後輩へのメッセージ【女幹事】

皆さん、こんにちは!厳しい寒さが和らいできましたね。春はもうすぐ…!

小原ゼミ幹事(女)4年の大西です。

 
325日に卒業式を控え、今回は(僭越ながら)私から後輩へメッセージを♪

  幼少時代、北海道・東京・香川などに移り住んだ私。
都会と地方の違いや地方の人口減少に関心があり、『地方自治』がテーマのこのゼミに入りました。ゼミでの想い出は沢山ありますが、その中から3つのメッセージを。

    グループワークを楽しむ!!

  小原ゼミの特徴、34年次のグループワーク!!
1グループ各26人で、それぞれ興味分野を研究します。
 
3年次は、私たちの班のテーマは『地域公共交通』(高齢化などが進む地域で、いかにバスなど交通を確保するか)。班員3人の中、1人はある日突然読み切れない程の大量の文献を持ってきたり、もう1人は一時音信不通になったり、個人研究の方が好きなこと出来るし仕事が早いのではないか、と思った時期も…。しかし、研究中盤、突如として協力体制が整い(一種の和解?*前記事参照)、自然と役割分担が出来てきました。それが顕著に表れたのは、三重県松阪市へのフィールドワーク。ヒアリング先との連絡調整係、交通の手配係、私は…応援係?笑 とにかく、みんなの力が結集したフィールドワークでした。フィールドワークで、研究に説得力が少し増したかな
微妙な距離感があるのは気のせい…笑
@フィールドワークの合間に訪れた伊勢神宮
 4年次は『地域における景観』(いかにまちの景観に地域らしさを出すか)。
班員は女子2人。班員が少ないと、話し合いの予定調整・研究の方向性決めがスムーズというメリットもある一方、1人の責任や仕事量が多くなるという一面も。私達は細目に会うことで研究のリズムを作り、進めていきました。いつも2人なので、仲良くなり…

  2人で小旅行
@景観まちづくりで有名な川越

良い女(風)
@ゼミ旅行で訪れた熱海
 
 このように、グループワークでは研究だけでなく、親睦も深まります。学問的にも、人間的にも得られるものは多い。
ょっと研究分野が自分の興味から外れていても「いかに考え動くか、あとは与えられた状況を楽しむか」、これ大事かなと思います。
 

     ゼミの仲間を大切に!

 ゼミの仲間を大切にしましょう。
私の同期、4期のメンバーは18人。色んな人、います。
特に仲間のありがたさを感じたのは、就職活動期。
公務員志望だった私は、早々民間で内々定を得た他のゼミ生を見て、「私も頑張ろう^^」って良い刺激を受けました!!!と言いたいところですが、、、実際は、早々に就職先が決まり楽しげなゼミ生が羨ましすぎて、胃が痛くなる…><笑
そんな私を優しく励ましてくれたのも、同じ公務員志望のゼミ生でした。ありがとう!今となっては、懐かしい良き思い出。笑 今考えると、就職で大事なのは「早いか遅いか」ではなく、「いかに自分が納得できる結果なのか」なのかなと思ったりします。
 
 
色んな人がいます
@夏合宿
 4月からは、北海道から九州まで地域も職種もばらばらな同期ですが、これからも刺激を与え合って、支え合える仲間でいたいね。
ということで、後輩のみんなも、仲間を大切にね!

 

    OBOG会の開催
 

  小原ゼミでは、昨年OBOG会が誕生しました。
規約や総会も、先生のご助言受けながら34期幹事が知恵を出しあって作り上げたものなので、今後も後輩に継続・発展させていってほしい。よろしくお願いします!
 


 
昨年のOBOG会の様子
 

   以上が私のメッセージです。
あ、最後にもう一つ。
先生は、「ゼミもまた自治の場である」と、ゼミ生の自主性や考えを尊重してくださっています。大変ありがたいです。ゼミ生は、恵まれた状況の下、精一杯自分たちで考え、動きましょう。
 
 ゼミでは、先生を始め、幹事、同期、先輩後輩、様々な人にお世話になりました。本当にありがとうございました。私は社会人になってからも、仕事で今後もゼミで学んだ分野に多少携わります。他のゼミ生は、直接関係ない分野に進む人も多いですが、ゼミで得た考え方や視点は役に立つのでは(まだ働いていないので、推測ですが)。
 
 小原ゼミには、学べる環境があり、仲間がいます。それを最大限に楽しんでくださいね‼
 
長文でしたが、ありがとうございました。
皆さんお元気で^^♪

 

2015年3月5日木曜日

4期生から後輩へのメッセージ【WEB幹事】

 お世話になっております。
4期WEB幹事の坂井浩です。

 このブログを操作できるのもあと少しと考えると本当に名残惜しいです。しかし、この悲しさはそれだけ小原ゼミの活動が充実していた証でもあります。


 今回は後輩へのメッセージということで、①自分の体験を振り返り、②5期生、そして今後入室する後輩たちに向けて反面教師的な記録を残したいと思います。


「他者への興味関心が足りなかったなー」という反省です。



【研究について:グループメンバーへの関心が足りなかった】
 3年生時のグループ研究は反省点が多いです。自分は他のメンバーの意向よりも研究を優先してしまいました。


 私が小原ゼミを選んだ大きな理由は、「フィールドワークができるから」です。多くのゼミが文献研究を主たる手法とする中、小原ゼミなら「文献に記載のない、新しい発見ができる。」


 ひたすらフィールドワークの実現を目指す中で、メンバーとの仲に問題が生じました。確かに深夜2時にスカイプ会議を半ば強要したりと、思い当たるところは多くあります。


 結局フィールドワークは実施できましたが、それはグループメンバーの中で一種の和解ができてからのことでした。(少なくとも自分はそう思っています。)グループの舵をとってくれたお姉さんと、頭脳明晰なお兄さんに感謝するばかりです。


 どうか、後輩の皆さんは、グループメンバーのモチベーションや他のコミュニティ・活動・勉強との兼合いに関心を持ち、それぞれの意見が反映されているか、確認を怠らないでほしいです。
 そうすれば、ゼミ同期の絆は深まり、グループ研究も進展することでしょう。


【小原教授について:先生への興味関心が足りなかった】
 私はゼミ面接で、偉そうな講釈をたれてしまい、先生から軽くお叱りを受けました。にも関わらず、拾っていただいた先生は寛大です。
 しかし、それをきっかけに先生になかなか近づけない自分がいました。飲み会でも先生の近くに行きづらかったのです。なにより、その程度の関係でよいと割り切っていました。


 時間が経つにつれて自然に距離は縮まったように思います。今はもうすっかり「尊師」とお呼びしたいくらいの関係だと思いますが、もっと早く仲を深めればよかったと後悔しています。
 去年のOBOG会で、先生と卒業生が熱い抱擁を交わしていました。なんて美しい師弟愛の表象でしょうか。私はどうだろうか、、、

 後輩のみなさん、先生への興味をまずもってみてください。変な壁を感じずに。先生は優しいです。いい関係が築けると思いますよ。


【後輩について:5期生への関心が足りなかった】
 せっかく同じゼミに入ったのに、5期生との交流が乏しかった。とても申し訳ないです。

 自分の一つ上の先輩方、つまり3期生は我々4期生へ積極的にコミットしてくれました。グループ研究では姉妹班制度を通じて。そしてプライベートでは遊びやバーベキューに。

 5期生には研究でもプライベートでも声掛けを自分はしていませんでした。大きな反省点です。
ぜひ後輩のみなさんには、自分の後輩へ関心をもって接してほしいです。自分も気を付けていきます。


 ただ、5期生との思い出も、すでにたくさん想起されます。合宿では先生のワインに舌鼓を打ちつつ輪になって話したっけ。あの日、男性フェロモンが画面から漏れ出してきそうな下着写真がラインにアップされたこと、忘れません(笑)。飲み会ではみんな味のある人生を送ってきたのだなーと話を聞いていました。北海道や静岡など、地方出身者がたくさんいるのだから地方トークをもっとしたかった!就活説明会でも話を熱心に聞いてくれてありがとうね!メーカーや不動産、金融など目指す業界はバラバラだったけど、みんなの特性にあっていると思う。応援してるよ!





 2年間はとても早く過ぎていきました。他者に興味関心を、もっと持てばよかった!持ってほしい!持ちたい!他者とはゼミの人間でもあり、研究の対象でもあるかもしれない!!


氏曰く、「(小原ゼミは闘うぞ、とは)学問や知の世界が考察対象として扱う現実と 格闘するということでしょう。しかし、ほんとはもっと言えば、現実の世界に存 在するさまざまな不正義や抑圧を見逃さないでほしい、受難(passion)に苦し んでいる人の身に自分を重ね、心(passion)を寄せてわがこととして考えてほ しい、不正義や抑圧を強いるものに黙っていないでほしいということなのです。」




末筆ですが、みなさんが充実したゼミ活動を実現できることを切に願っています。






4期生から後輩へのメッセージ【男幹事】

小原ゼミの5期以降の後輩のみなさんへ
4期男幹事 元木寛人

こんにちは。小原ゼミ4期で2年間、男幹事を務めさせていただきました、元木寛人です。

今、小原ゼミに所属している5期生、そして来年度以降小原ゼミに所属する6期以降のみなさんへ。

小原ゼミを選んでくれて、ありがとう。
良い選択だと思います。

小原ゼミの2年間、楽しかったです。
先生と仲間に恵まれました。本当にありがとうございました。

私なりに、2年間小原ゼミに在籍したゼミ生として、感じたことを述べたいと思います。


①小原ゼミの研究について

研究をどう進めるかは、自分次第です。
自分たちの問題意識からテーマを決めて、そのテーマにどう迫っていくか、どんな角度から掘り下げていくのか。
それを一人ではなく、仲間と議論し合いながら掘り下げていく。
その過程にこそ、小原ゼミの醍醐味があります。

確かに、一人で研究した方が、やりたいことはできる。作業も早いかもしれない。

グループワークは、仲間がやりたいことと自分がやりたいことを擦り合わせないといけない。方向性を決めるのにも時間がかかる。でも、その根本さえしっかり話し合って取り組めば、一人で研究する以上に、あらゆる角度から深く学ぶことができるのです。

仲間と本気で議論して、時には反論し合って研究したことは、今でも強く印象に残っています。この経験は、必ず自分にとっての財産になります。

自分たちが研究したものを、今度はゼミの仲間たちに発表する。この時間も重要で、かつ楽しい時間です。
僕はこの時間の使い方について、一つ後悔があります。

それは、研究発表を聞くゼミ生の態度と質疑応答の時間についてです。
この部分をいかによりよいものにできるか、全員が主体的に参加し、より多くの人の意見を研究にぶつけることができるか。
この点がゼミのレベルを左右するポイントだと思います。

私の後悔は、質疑応答の時間を私が使い過ぎたことです。質問者の人数が偏ることは、どの代にも起こり得る問題の一つです。これを解決する手段は、ゼミ生への議論への参加を呼びかけることしかありません。
私は自分が多く発言することで貢献しようとしましたが、それは違いました。貴重な時間が失われるだけです。
「あいつが発言してくれるから、自分は意見を言わなくてよいかな」そうなってしまうと、議論の質も意見の角度も一定の枠の中に収まってしまいます。

最初は、誰でも的を射るような的確な指摘はできません。たくさん発言して失敗を繰り返しながら、徐々にポイントを抑えられるようになっていくのです。

私は男女関係なく、議論を聞く全てのゼミ生が発表された研究に対して、質問なり意見なり感想なりをぶつけることが、理想だと思います。そして、ぜひ5期以降のゼミ生には目指して実践してほしいです。

他人の発表を聞いている時間。この時間をどう使うかで、小原ゼミを通して得られるものは変わってくると思います。

ゼミ生のモチベーションは様々だとは思いますが、集中するときは集中する、遊ぶときは思いっきり遊ぶ、そんなメリハリのついた楽しい充実したゼミ生活を送ってほしいです。


②小原ゼミのゼミ生の繋がりについて

つまりは、プライベートも含めて、楽しいゼミかということです。楽しい!即答します。

普段のゼミだけだと、なかなかグループ以外の仲間との交流は多くありません。
そこは飲み会なり遊ぶなり、仲間で誘い合ってみればよいと思います。4期は、3年前期のサブゼミの時間に「お誕生日サプライズ」企画を実行しました。中学生か!って企画ですけど、茶番の脚本を書いて仲間が弾けて誕生日の人がビックリする姿は、見ていて面白いです。この企画を通して、横のつながりはグッと深まったと思います。

小原ゼミに来る人は、みんなどっか真面目で、楽しみたい!って思っている人が多いです。著しい価値観の齟齬はないと思います。特にサークルも終わる4年以降は、大学生活を彩る楽しいコミュニテイの一つとなること、間違いありません。
4年の最後までグループワークのゼミということで、政経のゼミの中でも4年になって辞める人の割合は、相当低いゼミです。私たちは18人で入り、18人で卒業します。卒業後の繋がりを考えても、後味のよい過ごしやすいゼミだと思います。

縦のつながりはどうか。
小原ゼミは3・4年合同ゼミではないので、ビアガーデンや夏合宿などのイベントを除くと、共に過ごす時間はあまり多くありません。
しかし、飲み会や就活相談会など、交流する機会を創出することはいくらでもできます。また合宿は2泊3日合同なので、ここで縦のつながりがグッと深まります。そこから個人同士の付き合いも生まれるでしょう。
対立することはありません。深い繋がりを作ることはきっとできるはずです。

また昨年、2014年に小原ゼミOB会が誕生いたしました。毎年10月に小原ゼミOB会総会が行われます。小原ゼミで学んだ経験を様々な舞台で活かしている社会人のOBOGさんにもお会いすることができます。今後より深い広い小原ゼミの繋がりが広がっていくことでしょう。


先生との繋がりはどうか。
小原先生は、いつもゼミ生を見守ってくださいます。仲間もそうですが、師と仰ぐ先生とたくさん飲み交わそうではありませんか。飲み会は大人数も楽しいですが、少人数だからこそより深い話ができるというのは、皆さんもお分かりでしょう。
学年間の繋がりも大事ですが、小原ゼミのゼミ生として、先生との繋がりも深めたいものです。先生と学年水入らずの飲み会を行うことは、より小原ゼミを思い出深いものにすることに他なりません。大人数の飲み会だけでなく、同期と先生の飲み会、あるいはそれ以上に小さなグループで飲み交わすのも良き思い出となるでしょう。


以上、長々と書き綴って参りました。
間違いなく言えるのは、2つです。
早稲田大学政治経済学部に入学して、小原ゼミで学んだこの2年間が、大学生活の学問を学んだ経験としてかけがえのないものになったこと。
小原ゼミというコミュニテイが、今後の人生においても自分にとって大事な居場所の一つになったこと。

小原ゼミに所属して、学ぶことができた。
たくさんの先輩や後輩に恵まれ、大好きな同期と2年間過ごすことができた。

小原先生、そして支えてくださった全ての方に感謝します。ありがとうございました。

後輩のみなさん、どうか「小原ゼミでよかった!」と思って卒業できるよう、思いきり学び思いきり遊んでください。小原ゼミにはその環境は、間違いなく整っています。それをモノにするかどうかは、あなた次第です。

それでは、またお会いしましょう!
さようなら。