2015年3月5日木曜日

4期生から後輩へのメッセージ【WEB幹事】

 お世話になっております。
4期WEB幹事の坂井浩です。

 このブログを操作できるのもあと少しと考えると本当に名残惜しいです。しかし、この悲しさはそれだけ小原ゼミの活動が充実していた証でもあります。


 今回は後輩へのメッセージということで、①自分の体験を振り返り、②5期生、そして今後入室する後輩たちに向けて反面教師的な記録を残したいと思います。


「他者への興味関心が足りなかったなー」という反省です。



【研究について:グループメンバーへの関心が足りなかった】
 3年生時のグループ研究は反省点が多いです。自分は他のメンバーの意向よりも研究を優先してしまいました。


 私が小原ゼミを選んだ大きな理由は、「フィールドワークができるから」です。多くのゼミが文献研究を主たる手法とする中、小原ゼミなら「文献に記載のない、新しい発見ができる。」


 ひたすらフィールドワークの実現を目指す中で、メンバーとの仲に問題が生じました。確かに深夜2時にスカイプ会議を半ば強要したりと、思い当たるところは多くあります。


 結局フィールドワークは実施できましたが、それはグループメンバーの中で一種の和解ができてからのことでした。(少なくとも自分はそう思っています。)グループの舵をとってくれたお姉さんと、頭脳明晰なお兄さんに感謝するばかりです。


 どうか、後輩の皆さんは、グループメンバーのモチベーションや他のコミュニティ・活動・勉強との兼合いに関心を持ち、それぞれの意見が反映されているか、確認を怠らないでほしいです。
 そうすれば、ゼミ同期の絆は深まり、グループ研究も進展することでしょう。


【小原教授について:先生への興味関心が足りなかった】
 私はゼミ面接で、偉そうな講釈をたれてしまい、先生から軽くお叱りを受けました。にも関わらず、拾っていただいた先生は寛大です。
 しかし、それをきっかけに先生になかなか近づけない自分がいました。飲み会でも先生の近くに行きづらかったのです。なにより、その程度の関係でよいと割り切っていました。


 時間が経つにつれて自然に距離は縮まったように思います。今はもうすっかり「尊師」とお呼びしたいくらいの関係だと思いますが、もっと早く仲を深めればよかったと後悔しています。
 去年のOBOG会で、先生と卒業生が熱い抱擁を交わしていました。なんて美しい師弟愛の表象でしょうか。私はどうだろうか、、、

 後輩のみなさん、先生への興味をまずもってみてください。変な壁を感じずに。先生は優しいです。いい関係が築けると思いますよ。


【後輩について:5期生への関心が足りなかった】
 せっかく同じゼミに入ったのに、5期生との交流が乏しかった。とても申し訳ないです。

 自分の一つ上の先輩方、つまり3期生は我々4期生へ積極的にコミットしてくれました。グループ研究では姉妹班制度を通じて。そしてプライベートでは遊びやバーベキューに。

 5期生には研究でもプライベートでも声掛けを自分はしていませんでした。大きな反省点です。
ぜひ後輩のみなさんには、自分の後輩へ関心をもって接してほしいです。自分も気を付けていきます。


 ただ、5期生との思い出も、すでにたくさん想起されます。合宿では先生のワインに舌鼓を打ちつつ輪になって話したっけ。あの日、男性フェロモンが画面から漏れ出してきそうな下着写真がラインにアップされたこと、忘れません(笑)。飲み会ではみんな味のある人生を送ってきたのだなーと話を聞いていました。北海道や静岡など、地方出身者がたくさんいるのだから地方トークをもっとしたかった!就活説明会でも話を熱心に聞いてくれてありがとうね!メーカーや不動産、金融など目指す業界はバラバラだったけど、みんなの特性にあっていると思う。応援してるよ!





 2年間はとても早く過ぎていきました。他者に興味関心を、もっと持てばよかった!持ってほしい!持ちたい!他者とはゼミの人間でもあり、研究の対象でもあるかもしれない!!


氏曰く、「(小原ゼミは闘うぞ、とは)学問や知の世界が考察対象として扱う現実と 格闘するということでしょう。しかし、ほんとはもっと言えば、現実の世界に存 在するさまざまな不正義や抑圧を見逃さないでほしい、受難(passion)に苦し んでいる人の身に自分を重ね、心(passion)を寄せてわがこととして考えてほ しい、不正義や抑圧を強いるものに黙っていないでほしいということなのです。」




末筆ですが、みなさんが充実したゼミ活動を実現できることを切に願っています。






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